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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送本が燃やされるディストピア(2021年5月31日)~最新話

100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送本が燃やされるディストピア(2021年5月31日)~最新話

2021年5月31日(月曜日)22時25分からNHKEテレで『100分de名著 “華氏451度”(1)「本が燃やされるディストピア」』が放送されます

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送2021年5月31日

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送 番組内容

本を燃やす「ファイアマン」という仕事に従事するガイ・モンターグ。近未来、本は有害な情報を市民にもたらすものとされ所有が禁止されるという恐怖の社会が到来していた。

本を燃やす「ファイアマン」という仕事に従事するガイ・モンターグ。この時代、本は有害な情報を市民にもたらすものとされ所有が禁止。本が発見されると直ちにファイアマンが出動し全ての本を焼却、所有者も逮捕される。代わりに人々の思考を支配しているのは、参加型のテレビスクリーンとラジオ。彼の妻も中毒患者のようにその快楽に溺れている。第一回は、究極のディストピアを通して、全体主義的社会のおそろしさに迫っていく。

100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送キャスト

【講師】名古屋大学教授…戸田山和久,【司会】伊集院光,安部みちこ,【朗読】玉置玲央,朝倉あき,【語り】加藤有生子

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送みどころ

ディストピア」の意味を調べると、理想郷の反対語で暗黒郷とも訳されています。

そんな世界を描いた小説をディストピア小説と呼び、
米国でトランプ政権誕生後に、「1984年」と題された小説が人気になったそうです。
この小説では個人の生活や言論・思想などが、
ある一定方向に統制される世界が舞台になっています。
それは正にヒトラーの独裁政治で覆われたドイツがそうでした。

私はトランプ氏が大方の予想に反して大統領に選ばれた時、
このヒトラーを思い起こしました。
アメリカ・ファーストを掲げて誕生したトランプ政権を支持したのは、
白人貧困層が多かったと聞きます。
つまりはトランプ氏は強いアメリカ、豊なアメリカを標榜することで、
彼らの日々の不満の捌け口を吸い上げたのです。

そしてトランプ支持者の一部分は理性的論理的とは言い難い、
強烈な宗教的狂信的支持者となりました。
彼らは自身の反対者に対し、討論ではなく実力行使という方法で挑み、
対立勢力を駆逐しようとする場面が多々見られました。
それはヒトラーが台頭していった過程と酷似しており、
私はまさかと思いながらも内心にヒヤリとしたもの感じました。

燃やされる本を象徴にして、そんな世界を解き明かしていくのがこの番組のようです。
人権問題や国民弾圧がまだまだ多発している現実世界がある中、心して観たいと思います。

100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送視聴者感想

有害な情報を市民にもたらすという理由から、本の所有が禁止された近未来を舞台にしたお話です。主人公は本を燃やすファイヤマン、ガイ・モンターグです。ファイヤマンとは一体どんな仕事なのかも、気になりますよね。彼らは見つけた全ての本を焼却し、所有者も逮捕してしまいます。本を所有することが許されない世界、ちょっと想像がつかないですよね。本の代わりに人々を支配するのは、参加型のテレビスクリーンとラジオだそうです。中毒患者のようにのめり込む人もいるというこれらは、果たして本当に本の代わりと言えるのでしょうか。自由な思考を持つ女性クラリスや、本と共に最期を迎えようとする老女など、様々な考え方の人物が登場します。もし自分がこの世界にいたら、どんな行動をするのか、考えながら見るのもいいかもしれません。模範的な隊員だったモンターグも、様々な人々との出会いにより、徐々に自らの仕事に疑問を持つようになります。やがて密かに本を読むようになったモンターグ、彼は禁じられている本を読み、何を思ったのでしょうか。本を手にしたモンターグはどう変わり、最後にどんな選択をするのかも見どころです。読む者に色んなことを考えさせてくれる本、それを人々から奪うことで世界はどう変わったのでしょうか。改めて本を読むことの意味や大切さを、私たちに問いかけてくれる作品だと思います。

まとめ

読書家ではないので、毎回タイトルしか知らない未読の本ばかりなのですが、司会のお二人がゲストの先生方に、シンプルな問いや疑問点を投げかける形で番組が進んでいくので、一方的な押し付け感もなく、同じ目線や角度で本の内容に思いを馳せることが出来るのだと思います。また、毎回違う俳優さん達などによる朗読がスペシャルで、それも好きな理由の一つだと思います。次回の「華氏451度」も、私は未読なのですが、前回の「金閣寺」を見た予告の時点で、必ず録画をして観るべき回だなと思いました。(たまにそういう予知能力が働きます)教養や学問、読書の価値とは何か、知識や教養についてを、ゲストの戸田山教授の目線から、現代人が抱える大きな問題点を、この作品のどの部分を抜粋し、どんな展開やセリフから作者の意図を分析し、私たちにどんな言葉をテーマを投げかけて下さるのかが楽しみだと思いました。ファンタジー小説でありながら、予言書のようなこの作品に、3人がどのようにこの立ち向かって下さるのか、テレビ越しの安全な場所にいる私は無邪気に楽しみだと感じてしまいます。

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100分de名著 華氏451度・見逃し配信 動画 再放送2021年5月31日